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  • 96歳おばあさんが愛おしかった話

    96歳おばあさんが愛おしかった話

    有料老人ホームで働いております。

    就寝介助は更衣だったり、歯磨き・口腔ケアにオムツ着用だったりでバタバタします。

    目を離せる入居者さんだと、上の更衣をしてもらっている間に違う入居者さんの口腔ケアをしたりと、あの手この手で少しでも早く皆さんに安全に布団に入ってもらうといったことを遅出の職員と夜勤職員で行います。

    話が逸れますが

    96歳のおばあさん、穏やかで、寂しがり屋で、いつも誰かが居る食堂という名の談話室で色塗りをしてます。

    たまにスイッチが入ると、旦那さんのことや親戚、ご家族のブラックな話や過激な話をしていたり、母親に話していたり、(母親はこの世に居ませんが😅)独り言を永遠に話しています。

    穏やかなのは、独り言の毒舌でいいも悪いも心のバランスを取っているのかな?と思ったりしています。

    隣にいる方が毒舌を聞いて笑っていることもありますが、特に周りに迷惑かけているわけでもなく…😊

    ごはん食べたことも、お風呂に入ったことも忘れてしまうおばあさんです。

    私は、このおばあさんが推しなんです。どうせならかわいいおばあさんになりたいですよね😊

    話は戻りまして、

    就寝介助をこのおばあさんもするのですが、トイレ誘導して、オムツを着用。

    この時、リハビリパンツを破って破棄するのですが、毎回🧑‍🦳パンツ穿かにゃ➡👩オムツ着けるので今は穿かないですよ➡🧑‍🦳そうか。を繰り返します(笑)ほのぼの。

    洗面に行き、入れ歯を外し歯磨きしてもらっているときに声掛けをして離れます。

    👩歯磨きが終わったら、ベッドに行って上の服を着替えてくださいね、終わったくらいに戻ってきますので待っていてくださいね。と伝えて離れます。

    すぐさま、次のおひとりをお部屋に誘導して歯ブラシを渡してブラッシングしてもらっている間に、先ほどのお部屋に戻ります。

    自分で布団をかぶり寝ていることもあるのですが、時には履き替えたパジャマから全身洋服に戻っていたり、オムツを外してしまっていたりと色々なので横になって寝るまでを確認します😄

    最近のコトですがバタバタしていて、すっかり戻ることを忘れてしまい急いでお部屋に向かいました‼️

    もう間に合わず寝ているかな、オムツ外してないかなと心配もありながら向かうと

    ちゃんとお着替えをして、ベッドに座って待っていてくれたのです😭😭😭

    こんなことは初めてで

    待っていて下さったことにとっても愛おしくなり

    抱きしめたくなりました♡♡♡

    待っていて下さったんですか?と聞くと

    「わからん」と忘れていたけども

    私はとっても幸せな気分で仕事を終えることが出来ました😄

    介護職の皆様、介護に携わっている皆様

    今日もおつかれさまでした😀

  • 勘と記憶力と感謝

    勘と記憶力と感謝

    小さい頃から何かおかしい

    何か変だ!

    と勘が冴えていた気がします

    小学生の頃

    公園でひとりで居た時に知らないおじさんから身を守れたこと

    新入社員の頃

    学生の時の友達と遅くまで飲んで歩いて帰った時、後ろの足音が近づいてきてこれはもうヤバいってなった時に傘で思いっきり殴り、友達の家に逃げ込んだ後、その人を見るとUターンして戻っていったこと

    バイトしていて

    このおじさんヤバいなと思った人が

    後々事件起こしていたり

    ヤバい人をなんとなく感じて避けれています

    一度テレビで観た事があるものや街

    行こうと思っていた場所

    なんか来たことある

    なんか見たことある

    もやっぱりそうだったねと覚えていたり

    友達本人も忘れているようなことを覚えていたり

    話したこと

    あった物

    いた人

    とても鮮明に覚えていたりします

    自分がそうなので

    周りのみんなも同じように覚えていると思っていたけどそうでなかった

    自分だけ過去のコトをとても覚えていて

    周りは未来を見てる

    私って成長してないの?と悩んだこともありました

    つい最近

    私が行こうとしていた場所に

    会いたくない人の車があって

    全部が見えたわけではないのに

    その人の車って感じとって

    恐る恐る行くとやっぱりその人の車でした

    丁度帰ろうとしていたところで鉢合わせずに済みました

    私の勘って本当にすごいと実感

    母は3年前に他界しました

    母が生きている時

    地元に行くと隣の駅なのに何故か居たり

    引き寄せられるように鉢合わせすることが多くありました

    今も地元に行くと

    亡き母と会えるような気がしてしまいます

    つい最近

    お墓参りに地元へ帰った時に

    こっちに来たらよく母と合ってたなぁって思い出しました

    母もそんな勘の冴えた人だったのかもしれません

    雨に濡れることも少なく

    いつも守られている感覚があって

    きっとそれは

    気にしていない人からするとなんともないことなんだろうけど

    それがどうしたといったことなんだろうけど

    そんなあなたも

    いつも守られていて

    感謝できるようになれば

    同じ毎日でも

    大切な一日に感じたり

    小さな幸せを実感できて

    笑顔が増えるんじゃないかなと😊

    私自身

    今は亡き両親に手を合わせ

    いつもありがとうと伝えています

    日々の中で気づきがあったり

    スムーズに事が進んだり

    無事にお家に帰れたり

    ありがたいことだなと感じています

    いつもの事かもしれませんが

    明日も同じとは限りません

    1日1日大切に過ごしたいです

    今日もありがとうございます😊

  • おひとりさま最強説

    おひとりさま最強説

    実は、関西万博にひとりで7回行っております😄

    閉幕するまでにあと1回行きます😄

    友達と日にちを合わせるのも面倒だし

    暑いし、休憩やお腹すくタイミングも違うし

    一人だと自分のしたいように

    人に迷惑かけることなく自由に楽しめる😊

    パビリオンに並んでいてもスマホがあるから苦ではないし最高にいい

    会場は、常に男女問わず2割くらいおひとりさまでしたよ🌈

    行きたいところあるのに

    誰と行くか決めている間に時間が経つし

    誰か誘ってくれないかなと待っていても誘われないもの

    行くこと自体が無くなって残念がっていませんか?

    関西万博も、あっという間に閉幕しちゃうしね😭

    私は学生時代からおなかの調子に振り回されてきたので

    あらゆるものを我慢してきたように思います

    体調が良くなってきたのが40代後半

    時間を取り戻すかのように動き回っています😄

    ひとりで楽しめるって最強と思いませんか?

    ひとに合わせることもなく自分で決めて自分で動く

    めっちゃ自由🤣🤣🤣

    歳を取ると親も家族も友達も

    みんな居なくなる

    周りも歳をとっていくので

    みんな自分のコトで精いっぱい

    現在は独居のご老人が多くいます

    つまらなく過ごすのか楽しみ見つけて過ごすのか

    それも自由

    私は現在、有料老人ホームで働いています

    過去には老人保健施設や特別養護老人ホームでも働いてきました

    見ず知らずの方と過ごすってとても大変なこと

    自分の習慣が通用しないことがあったり

    こだわりがありすぎると

    団体生活に支障があったり

    生きづらいだろうな、、、と感じることもしばしば

    人が居ないと寂しいという方もおられます

    こだわりが無く、誰かとおしゃべりするのが好きな方は

    団体生活に向いています

    しかし、インフルエンザやコロナウイルスが施設で流行ると

    一斉に隔離対応となり、いきなりひとりになります

    説明しても理解に乏しかったり

    認知症の方は忘れて部屋から出てこようとされたり

    一人は寂しいからと出てきてしまい感染してしまう、、、

    不穏になる方もおられます

    そこは職員の腕の見せ所なんですけど😊

    おひとりさまが慣れている方はいくら認知症であろうが

    お部屋でひとりで過ごしていても苦にならない為

    呼ばない限りお部屋に居てくださります

    感染するリスクもほとんどなく無事です

    ありがたい存在です😄

    おひとりさまって最強やんって再確認した🤣

  • 私の天職 51歳介護士 アルバイト

    私の天職 51歳介護士 アルバイト

    私は高卒で会社員になりました。

    普通のOLです。

    色々とありまして

    30歳から施設介護士になりました

    休みのたびに知恵熱のような熱が出る日々を過ごしてきました。

    それから約20年介護の世界に染まっております。

    初めは身を粉にして働いてきました。

    優しい人は介護に向いていると言われがちですが、施設で働くにはかなり搾取されます。はっきりと自分の意見を言っていきましょう!

    NOが言えないといくらでも仕事が増えて溜まっていきます

    介護のお仕事には終わりが無く永遠に続きます。自分で区切りをつける、人に頼むことも大切です。

    この歳になり、色んな経験を積んで、ようやく自分の意見を言葉で伝えることが出来ております。

    今までは雰囲気に流されることもあったり、帰宅してから後悔したり、今思い出しても嫌な気持ちになります。

    今までの自分は、人の目を気にして

    自分の意見を言うことが出来ず

    上司や先輩の言うことに違和感があっても波風立てず

    自分のことをタダと思われ毎日2時間は平均してサービス残業を強いられてきました。

    過去には夜勤明けなのに、次の夜勤者が出勤してくるまで職場に居たこともあります。

    誰も手伝うような声かけもなかった。地獄のような働き方でした。これもまたサービス残業です。

    休みの日は身体を休める日になり、プライベートもあったもんじゃなかったです。

    ストレスを買い物で発散しタンスの肥やしが増えるだけ、

    仕事以外でも満たされることが無かったように思います。

    経験を積みようやく仕事で意見を出し(自分の思いに素直になる)

    職員ではなく利用者さんに気を使い(職員より利用者さんファースト)

    職場は友達を作るところではないとはっきりわかり(介護職という職場での自分の意見です)

    職員とはプライベートで遊ぶことはしない(気の合わない人に時間を使わない)

    割り切ったらとても気持ちが楽になりました

    私は介護職が好きです。

    一度離れてみたこともありましたが好きで得意なんです

    言葉に出来ない利用者さんの伝えたいことを想像すること

    生活の流れで困ってそうなことがいち早くわかること

    表情や行動でどうしたいのかを瞬時に判断し手助けができる事

    不穏になりそうな方への適切なかかわり方ができる事

    これらのことが95%くらいの確率でクリアできます

    共感し寄り添い、想像することがゲーム感覚のように楽しくて仕方ありません。

    上手くいかないこともあるので、またそこで次はこうしてみようなど考えることもやる気が出ます。

    「大変な仕事ですね」「尊敬します」などと言われがちですし

    キツイ・きたない・くさい・低賃金と底辺な仕事と思われがちです。

    低賃金は本当にどうにかしてほしいです!

    賃金以外では、私は何とも思っていません。

    職業を聞かれても恥ずかしいと思うこともなく、自慢気に言っちゃうほうです。

    私は介護職が好き

    今は働き方を変え、アルバイトで介護士をしています。

    仕事といい距離感で働き、失われていたプライベートが楽しい予定に変わりました。

    自分が満たされると、周りにも優しくなれ、仕事が生活の延長のような、今までの辛い働き方でなくなりました。

    私の決め事は、早歩きで帰宅できること。

    余力を残して帰ると決めています

    足取りが重い時もありますが、早歩きが私のバロメーターです😊

    今日も1日ありがとうございました。

  • SIBO 低FODMAP 出張先のごはん

    この夏、耳つぼジュエリーのお手伝いでビジネスホテルに泊まることになりました。

    長い時間、マルシェで施術をしました。

    お手伝いなので穴をあけるわけにはいきません。

    お腹の調子を整えるために食べるものにとても気を使いました。

    自炊できないとなると、スーパーかコンビニで低FODMAP食を探します。

    ※レンチンごはんのパック

    ※納豆(私は1度に1パック大丈夫です)

    ※温泉卵

    ※豆腐

    ※蒸し鶏(プレーン)

    ※野菜サラダ

    ※胡麻ドレッシング(蒸し鶏、サラダに)

    ※バナナ

    ※2l水

    お昼はおにぎりを購入(バナナも持っていく)

    朝は納豆ご飯に温泉卵

    3泊4日、これで持ちこたえました。

    もちろん外食はせずおりこうさんにしました。

    実はギリギリまで夏風邪をこじらせており寝込んでいたので余計に迷惑かけまいと意気込みました。

    お腹の張りも気になることがあまりありませんでした。

    トイレ近い問題も、事前に伝えていたので安心できたのだと思います。

    低FODMAP食

    お家ご飯だと89%ぐらいは出来ています。

    たまの外食ではFODMAP関係なく好きなものを食します。

    それをしなかったら人生の満足感が下がっちゃうので。

    今回はこの辺で、ありがとうございました。

  • 今日も一日お疲れさまでした@介護福祉士

    介護士として18年正社員で働きました

    実母のガンが発覚し約1年の闘病生活を共に過ごし

    お家で看取った後、燃え尽き症候群のような感情と

    職場の介護現場で利用者様からの暴言・暴力・常に大声で叫んでいるなど

    老人介護というより精神科病棟の介護のような凄まじい環境

    介護以外の仕事はサービス残業

    自分の精神が崩壊寸前で介護という仕事が嫌いになる前に一旦離れることを決めました

    初めての専業主婦を経験しているときに

    自分の特性や特徴・好きなコト・やりたいことは何だろうと

    診断を受けてみたり

    ストレングスファインダーを受けました

    共感性・責任感・適応性・着想・個別化

    上位にあがりました

    共感性は1位で

    介護していると依存心の強い方の気で疲れたり

    言葉にできない利用者様の表情や行動から何を求めているかを想像出来たり

    嫌な感情が渦巻いている中にいるととてつもなく居心地が悪くなるのですが

    2位の責任感で

    手を抜くことなく精いっぱいの対応をしてしまう為

    家に帰ると魂が抜けたようにボーっとなっていました

    ひとり暮らしの頃は帰ってから何をしていたのか

    きっと廃人のようになっていたのだと思います

    夫が居てたので帰ると晩御飯の用意をするのですが

    一度座ると立てなくなるので休憩なしでキッチンに向かいます

    買い物はだいたい夫がしてくれていたので

    簡単にあるもので作る毎日でしたが

    苦ではなかったので料理は得意ではないものの好きなことです

    食材を切っていると頭の中が空っぽになってくれていたのでリセットできてたのですね

    実母はとても働き者でしたがお惣菜を買うことは滅多に無く何でも作ってくれていました

    それが基本で育ったので

    私自身もお惣菜を買うことは滅多に無いですし

    買おうとしてもアレとアレあるから作れるねと考えるので買わないのです

    添加物もなるべく摂りたくないので作る派です

    現在別居生活なのでおひとり様ですが

    正社員でなくアルバイトなので疲弊することなく帰ってこれています

    ありがたき幸せ

    私の目指すところは

    仕事5割

    プライベート5割

    早歩きで帰れるくらいの余力を残すこと😊

    今日も一日お疲れさまでした🌈

  • 51歳になりました

    一昨日の夜勤の仕事で誕生日を迎えました🎂

    50歳は、キリがよくて好きでした。

    51歳はドーンと50代になったと実感😄

    まだまだ若い気持ちでしたが身体は正直みたいです😅

    夜勤の仕事の途中から腰に違和感。なんだかヤバい

    朝に10人以上起こして車いすに移乗したり、トイレに誘導したり着替えの手伝いしたり…

    どんどん腰に痛みが…

    利用者さんと朝、ラジオ体操をするのですが、上体反らせませんでした。

    整骨院へ向かう。

    スッキリしません💦

    ほんでもって私にも、おめでとうメッセージが何通か届きました

    あえて私から距離をとった人から

    いいタイミングと思ったのかメッセージが届いた

    何度も連絡しようか、待っとこうか迷った。でも新しい生活で忙しくしてるかと思ったらこんな季節になったよ、と、お誕生日おめでとう。楽しみがいっぱいで、健康で過ごせますように。時間があるときに会えたら嬉しいな。」と🤣🤣🤣

    このメッセージに違和感を感じたいつも合わせるのは私。あなたに使う時間はありません

    日ごろからのマイナス発言に、借金打ち明けられてからも日銭使うことが止めれない行動にも愛想つかしたんだよ。(本気で相談に乗ったし、調べたし、行動に注意もしたけど、本人が変わろうとしないので私の本気の行動が馬鹿らしくなったの。)

    SNSでつながっているから、沖縄へ遊びに行ったことや、バドミントンで仲間と汗流して楽しんだりしていることは上げていないの。ホントは今年の春に遊びに行く約束したとき、私はもう見切りつけていたの。こちらからはもちろん連絡しなかった。向こうから連絡来ないことはわかっていたから。ごめんあそばせ。もうあなたの入いる隙も無いの。これを機にはっきりと関係がわかったのでSNSとLINEを切りました😊

    スッキリ😀

    本音で話せる仲間が出来て、どんどん良き繋がりやご縁が出来たり、大きなマルシェのお手伝いに忙しくしたりと、今までの私の人生の中で一番といっていいほど充実していて、休めていないほど。

    嬉しい、贅沢な悲鳴をあげています(❁´◡`❁)

    1年前からの別居を経て仕事も人間関係も生活も自分の力で充実させてきたし、次のステージに上がろうとしています

    そんな中の腰痛🤣目まぐるしく予定が入り、楽しいから全て消化したい気持ちが強くあったので、気力で乗り越えてきたけど、ここでひと休みしなさいと教えてくれたようです。

    今日はここまで😊

    文字に起こすと自分の気持ちが整理できるからイイね。

    少しづつ続けていきたいと思います😊

  • 「恥ずかしい」が私を苦しめてきた

    〜母を通して気づいた、やさしくなりたい自分〜

    高校生の頃の私と母が並んで歩いていたあの帰り道。
    私は少し前を歩きながら、恥ずかしさで心がざわざわしていた。
    でも母は、変わらず楽しそうに話しかけていたっけ。


    「お願いだから、やめて」

    私は昔から、家族が“恥ずかしい”と思うようなことをすると、とても嫌な気持ちになってしまうタイプでした。

    たとえば、母が道で人に話しかけたり、商店街で見知らぬ人とすぐに打ち解けて楽しそうに話している姿。
    高校生の頃の私は、それが本当に嫌で、そばにいるのも苦しく感じることがありました。

    心の中で、「お願いだからやめて」と何度もつぶやいていたし、時には母にきつい態度をとってしまったこともありました。


    母が亡くなって3年。ようやくわかったこと。

    私は今、50歳になりました。
    そして母が亡くなってから、約3年が経ちました。
    不思議なことに、最近になってようやく気づいたのです。

    母のあの人懐っこさや温かさは、とても素敵な人柄だった。
    誰とでも心を開いて話し、人と自然につながっていく姿は、実はとても魅力的な生き方だったんだと。

    だけど当時の私は、そんな母を“恥ずかしい”と感じていた。
    本当はうらやましくて、でも自分にはできなくて、そのことがずっと心の奥で引っかかっていたのかもしれません。


    恥ずかしさは、怖さの裏返しだった

    今でも私は、夫に対しても「恥ずかしいことをしないでほしい」と思ってしまいます。
    誰かに笑われたらどうしよう。変に思われたら嫌だ。
    その感情がどうしても抜けきらないのです。

    でも、最近ようやく気づいたことがあります。

    誰も私なんかに、そんなに興味も関心も持っていないのに。

    それなのに私は、自分自身に対して「立派でもないのに上から目線でいようとしていた」のかもしれません。
    「ちゃんとしていなきゃ」「失敗しちゃダメ」「人と同じでいなきゃ」
    そんな思い込みが、自分や他人の“好き”や自由な表現を、否定してしまう原因になっていたのだと思います。

    そのことに気づいた今、私はとても情けなく、そして悔しい気持ちになりました。


    それでも、母のようになりたい

    思えば、母は本当に自由でした。
    人にどう思われるかなんて気にせず、自分の心のままに人と接していました。
    私は、ずっとそれができなかった。

    でも今、ほんの少しずつ思えるようになってきました。

    私も母のように、自由に、やさしく、人とつながって生きていきたい。

    恥ずかしさという鎧を、少しずつ脱いでいきたい。
    人の“好き”を素直に受け入れられる私に。
    そして、ありのままの自分で誰かと笑い合えるような私になれたら――。

    そんなふうに思えるようになったことが、
    もしかしたら、母が私に遺してくれた最後の贈り物なのかもしれません。

    あとがき 〜母へ〜

    私はずっと、「恥ずかしい」を言い訳にして、
    母に優しくできない時期がありました。

    でも、いま心から思います。

    私は母のことが、とっても大好きでした。
    本当に、本当に愛していました。

    なのに、どうしてちゃんと伝えられなかったんだろう。
    「大好きだよ」「愛してるよ」って、たったその一言を、
    なぜもっと素直に伝えられなかったのかと、今になってとても悔しく思います。

    私が14歳の頃、IBSになって、
    自分の中にたまった不安やつらさを、周りのせいにして生きてきたように思います。
    そうでもしないと、当時の私は心が崩れてしまいそうだったのかもしれません。

    だけど、時間が経って、母がいなくなって、
    ようやく気づけたのです。

    母は、ずっと私を愛してくれていました。
    私は、ずっと母を愛していました。

    遅すぎた気づきだけど、
    だからこそ、これからの人生では、
    もっとやさしく、もっと素直に、愛を伝えていける自分でありたいと思います。

    お母さん、本当にありがとう。
    あなたの娘で、本当によかった。

  • 最近の気づき

    「話し合うことが苦手」──家庭と仕事で違う自分

    私は50歳になった今でも、家族との話し合いが苦手です。
    それに気づいたのは、仕事での自分とのギャップでした。

    仕事では話し合えるのに、家ではできない

    仕事では問題が起きたら話し合い、原因を突き止めて解決策を考える。それが当たり前にできるのに、家庭ではどうしても避けてしまう。
    気まずくなりそうな話題を避けたり、感情的に否定して終わらせたり…。
    冷静に話せばいいのに、なぜか家族相手だと難しいのです。

    「話し合い=ケンカ」という記憶

    振り返ると、子どもの頃から両親としっかり話す機会が少なかったように思います。
    特に父は、感情むき出しでけんか腰の話し方をすることが多かった。
    「話し合い」というより「怒鳴り合い」に近いもので、子どもながらに「こういうふうになるなら、話し合いなんてしない方がいい」と思っていたのかもしれません。
    だから「話し合えば解決する」という感覚が育たなかったのだと思います。

    「話したいときに親がいない」環境

    もうひとつ、影響しているかもしれないのが、両親が忙しかったこと。
    父は夜の飲食の仕事をしていて、母も手伝いに行っていました。
    そのため、私が「話したい」と思ったときに親が家にいないことも多かった。
    相談したくてもできない、寂しくても黙っているしかない──そんな日々の積み重ねで、「話すことをあきらめるクセ」がついてしまったのかもしれません。

    話し合いを避けるクセ

    その影響なのか、大人になっても私は家族との話し合いを避けてしまいがちです。
    「これを言うと、もめるかもしれない」「どうせ感情的になるだけ」と思うと、つい話すのをやめてしまう。
    あるいは、自分自身が感情的になってしまい、うまく話し合えないこともあります。

    変えたい気持ちはあるけれど…

    このことに気づいてから、「家族との話し合いを大切にしよう」と思うこともあります。
    でも、いざその場になると昔のクセが出てしまい、つい避けてしまう。
    「もういいや」「面倒くさい」と思ってしまうこともあります。

    まずは小さな一歩から

    このままではいけないと思いつつ、いきなり家族と深い話をするのは難しい…。
    だから、まずは簡単な会話から増やすことを意識しようと思っています。
    「今日はどうだった?」と聞いてみるだけでもいい。
    少しずつ、「話し合い=感情のぶつかり合いではない」ということを、自分の中で書き換えていけたらと思います。

  • わくわくすること

    新しいことをするとき

    心配や不安もありますが

    何だかわくわくします🌈

    最近では

    50歳になってカードゲームの楽しさを知りました🃏

    20代や30代の若者に交じって楽しみました

    子供が居たらきっとこの世代です👶

    厚かましくも

    若い方たちと楽しんでいると

    自分も同じ感覚になっていることがあります😀

    ふと我に返るんですけどね😅

    許してくださいね😄

    #50歳 #別居妻 #ひとりごと